児童養護施設に非接触型体温計など寄贈 神奈川県遊協
神奈川県遊協と神奈川福祉事業協会は5月24日、横浜市の同組合会館で県内の児童養護施設32施設に非接触型体温計とオゾン発生器を寄贈した。
同組合と同協会は、昭和60年から社会貢献活動の一環として高齢者や障がい者の支援を目的とした各種助成を行っている。しかし昨年からの新型コロナウイルス感染拡大で様々な社会貢献活動が中止となり、実施の目途が立たない状況にある。
そこで今回、県内の児童養護施設に対してコロナ禍での必需品は何かとアンケート調査を行ったところ、非接触型体温計とオゾン発生器の希望が多かったことから神奈川県共同募金会を通じて寄贈することを決定した。
寄贈に対し、社会福祉法人唐池学園理事長で神奈川県児童福祉施設協議会の鵜飼一晴会長は「コロナ禍のなか、子ども達は綺麗な空気の中で元気に遊べる」と感謝の言葉を述べた。
また同組合と同協会は同日、NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクトに対し、500万円を贈呈。同NPO法人から感謝状が贈られた。
横浜こどもホスピスプロジェクトは、重い病気と闘う子ども達とその家族が楽しい時間を過ごせる施設を設立するために活動。同組合と同協会では今年11月、横浜市に関東初となるこどもホスピス「うみとそらのおうち」が設立されることに伴い、同NPO法人に対し支援を行った。
同組合の伊坂重憲理事長は「将来ある『こどもの支援』については、これからも最優先で支援していきたい。ホスピスの完成を楽しみにしている」と挨拶した。
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(提供:月刊グリーンべると)
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