警視庁、旧規則機の計画的撤去など4点を要請~東京都遊協総代会

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東京都遊技業協同組合の第54回通常総代会が5月26日、遊技会館で開かれ、警視庁生活安全部の江口博行風俗保安対策官がリモートで行政講話を行った。江口対策官は現状の課題を踏まえて4点について言及した。

1点目は旧規則機の計画的撤去について、2点目は依存防止対策への積極的な取組みについて、3点目は広告宣伝等の健全化の徹底について、4点目は恒常的な暴力団排除と再関与防止対策の推進について。

特に旧規則機の計画的撤去については、昨年5月の規則改正による旧規則機の1年延長は新型コロナウイルスの影響と業界団体による旧規則機撤去の取組みに対する信頼がベースとなっていることを改めて強調し、「この信頼を裏切ることがないよう、計画的に旧規則機が撤去されるようご努力をお願いしたい」と要請した。あわせて撤去の推進にあたり、違法投棄による野積みや闇スロへの使用がないよう、適正な管理・廃棄を求めた。

広告宣伝については、「パチンコ関連サイト運営会社に依頼して、著しく射幸心をそそるようなイベント情報をインターネット上に配信している店舗もあるように聞いている」と指摘したうえで、「これは営業者の行為としてみなされる。つまりサイト運営会社ではなく店舗側に行政処分が科される可能性があることを理解していただきたい」とし、インターネット上での広告宣伝はサイト運営会社任せにするのではなく、必ず掲載内容を確認するよう促した。

なお、通常総代会には、総代125名中、70名(会場出席、リモート出席含む)が出席し、2020年度事業報告・決算、2021年度事業計画案・収支予算案など、上程した議案をすべて可決承認した。

総代会に伴う臨時理事会では、5月7日にパチンコ・パチスロ産業21世紀会決議の内容の一部が改定されたことを受け、その改定内容の遵守を決議した。

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(提供:月刊グリーンべると)

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