都内パチンコ店《カレイド新宿店》が営業再開 5月16日から

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休業中のカレイド新宿店(4月25日撮影)

緊急事態宣言に伴って休業していた都内新宿区のパチンコ店《カレイド新宿店》が、5月16日から営業を再開することをピーワールドなどで告知した。営業時間は5月31日まで、10~20時までの短縮営業としている。

政府が4月25日に発令した緊急事態宣言に伴い、同店では休業要請の対象となる「床面積1,000㎡を超える施設」に該当することから、同日から休業に入っていた。

営業再開の理由について、同店では「5月12日から緊急事態宣言が延長されることとなったが、現時点でも『責任』と『所在』が明確でなく、さらには政府と都で(要請の)内容が異なるいわゆるダブルスタンダードになっていることから、カレイド新宿店では独自の指標を決め、再開の判断をさせていただくこととした」としている。

同店が営業再開に当たって定めた独自の指標は次の通り。
①新規陽性者数※7日間移動平均
→東京都の人口10万人当たり25人を超えていない。
②検査の陽性率※7日間移動平均
→PCR及び抗原検査の陽性率が10%を超えていない。
③入院患者数
→東京都病床使用率が50%を超えていない。
④重症患者数
→東京都の重症病床使用率が50%を超えていない。

上記4項目のうち、2項目以上クリアしている際は「政府」の指示に従い20時までの時短営業、1項目しかクリアしていない際は「都」の指示に従い休業する方針とした。

「第1回目の緊急事態宣言も迅速に休業を決断し、再開時も徹底した感染予防対策に最大限の取り組みを行い、当然のことながらクラスターの事例もスタッフの感染もなく営業を行った自負がある。この度の営業再開においても引き続き、感染予防対策を徹底して行う。また、この場を借りて、日夜新型コロナウイルスと戦う医療関係者の皆様、感染収束に向けて尽力されている皆様に心より御礼申し上げます」(同店ホームページより)

なお都内では、同店と同様に休業していた《サンラッキー三ノ輪店》(荒川区)も、5月12日から営業を再開している。

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(提供:月刊グリーンべると)

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