大崎一万発「来年の参院選で業界が動く」五輪の影響や今後の業界動向を予想! (3/3)
業界や自身の今後について
2021年版の業界予想をしていただきました ※引用元:まんぱつチャンネル2021年の業界動向予想はホール、メーカー、ユーザーともに勝ち負けが二極化すると。これは前回のインタビューでも仰っていましたね。
なんとなくやふんわりっていうのはなくなるので、客も店もメーカーも業者も勝ちか負けかのどちらかになると思います。
もちろんそれはライターも同じで、人気のある者と食えない者ではっきり分かれるので、ビジネスという側面で関わるなら勝ち組になれないとめちゃくちゃしんどくなりますね。
お客さんもガツガツやってるプロの子と、負け組ではっきりしちゃってますけど、「まあ1円とか貯玉で遊んでればいいんじゃない?」みたいな、一周回って雑になるのが理想形だとは思いますね。ただ、旧時代の価値観でやってる業者・ホールさんは淘汰されてしかるべきなのかなと。
軍団的な人か養分的な人、どちらを客とするかというのを本の中でも仰ってましたね。
いや~これはもう結論出ないですね。だって軍団なんて絶対いらないですけど、客の勝つための努力を否定しちゃったら、それこそ単なる賭博ですからね。
そこで最適バランスというのを今探り探りやっている感じで、迷惑にならない程度のプロだったら置いとこうとか、目立ち過ぎたら「うちは出禁です!」って掲げる店も増えてきたじゃないですか。それはいいことだと思うし、みんな平等にというのはそもそもこの業界にはマッチしないです。
下り目だからお客さんに対して弱気になってるお店さんは多かったと思うんですけど、そんなのつけあがらせるだけで良くないんです。「来なくていい」ってはっきり言える店ができると、負けてくれるお客さんもその分増えると思うので、そういう感じで強いパチンコ屋さんが増えてほしいなって思いますね。
続いて今後の目標というところで、1年後がYouTubeの登録者数10万人と。ちなみに現在は3万人ですね。
※インタビュー時点の登録者数。5月時点では約4万人
そう思ったんだけど5万くらいで頭打ちになると思います。
そうなんですか?(笑)
1月1日にYouTubeを始めたんで、1年で10万人いったらカッコいいなと思ったんですよ。
ここでしか聞けない話も!ぜひ登録お願いします ※引用元:まんぱつチャンネル今のところは順調ですよね。
ただちょっと無理だなっていうのは自覚してるんで、10万はいかないにしても視聴数が安定して、途切れないようにはしたいなって思ってます。
やっぱりある程度発信力を担保できる状況を作っておかないと、何をやっても本当にイタい老害になっちゃいますから。そういう状態にはなりたくないです。
それこそ、このインタビューを読んだ方でまだご覧になってない方は興味深い内容もあると思うので、そこから繋がると良いですね。
寝る前の5分間をぜひ「まんぱつ」の時間に!いや、ゲスなテーマが多いのでそこはご勘弁いただきたいですが(笑)
そして10年後に関しては実戦番組をまだ続けていたいと。
たぶん10年後にはもうスカパーはないし、YouTubeの実戦動画もあるかわからないですけど、還暦になってもやっていたいですね。高齢化社会の中で、それだけで年金くらいにはなるんじゃないかと思ってます(笑)
83歳というご高齢にも関わらず、動画で活躍されている不二子さんみたいな感じですかね。
そうそう(笑)。もう今や僕が演者・ライターでは現役でやっている一番上の世代になってきちゃったんで、引退とか辞めるとなると、みんな少し不安になると思うんですよね。
そうですね。
最近、ある程度やってる人たちから「大崎さんがいるからまだ頑張れるって思うんで、辞めないで」とか「オワコンにならないで」とかすごい言われるんですよ。
自分でも確かにそうだなって思うんです。ただ丸くなって「業界の御用ライター」って感じにはなりたくなくて、60歳になっても「出ねーよ!」って台をどつきながらやれたら、それはそれで1つの伝統芸能みたいなものでいいんじゃないかなって思います(笑)
40代くらいのライターさんには「業界のあがり」をよく伺うんですが、みなさん「大崎さんがあがらないとわからない」と仰ってました。
そうだよね(笑)。とにかくみんな業界に食わせてもらってるし、もし業界がなかったらただのよく分からない人なんで、ぶら下がってるという自覚はしっかり持たなきゃいけないんですよ。
だから勝とうとか楽しもうっていうのはもちろん促していかなきゃいけないんだけど、超大きな目で見たら業界を守ろうっていう意識が根底にないといけないんですよね。
それはお客さんを負けさせて業界だけが利益を得るっていうことじゃなくて、お客さんがいきすぎちゃったらちょっといさめる、業界がいきすぎた時もそう。そうやって良いバランスを取りながら、業界が存続するようにっていう感覚をもっと持たないといけないと思います。
バランサーとしての役割も担っていく必要があると。
それが最大利益じゃないですか。だからパチンコは正体がないし立ち位置やポジションで全然見え方が違ってくるってしつこく言ってるんですよ。
ただ一面しか見ずにものを言ったら壊れる方にしかいかないから、全部を見ながらいきすぎないように道を示していくみたいな。そういうことがライターには問われていると思いますね。
なので、今後ライターの方たちが自分の立ち位置をどうしていくかに注目ということですね。
そうですね。ただ、それぞれに主義があって、お金に特化してものすごく儲かってるヤツもいますからね。しんのすけとか超うらやましいですよ。
ウルス買えちゃうくらいですからね(笑)
※しんのすけさんが3000万円以上するランボルギーニウルスを購入。「しんのすけちゃんねる」内で納車式をされていました
あそこまで振り切っちゃう人もいれば、同じようなキャリアで仕事がない人もいて、そこはやっぱり発信の仕方ですよね。
一面的じゃなく、他の意見も受け入れられるバランス感覚を持って発信していくっていうことはすごく大事だと思います。
ちなみに、大崎さんは本の中でパチンコの終焉を見届けると仰ってましたね。
はい。でもやっぱり終焉してほしくないので、今後形を変えて「パチンコ的な何か」になってもなんとなく続いていってほしいですね。昔のパチンコはこうだったけど、今もこれはこれで楽しいって感じで。
そのうちスマホでやるものになるかもしれないけど、そうなったらそうなったで遊ぶしお金も使うと思います。そしてそれに乗っかって、またいらんことを言うみたいな。一度関わった以上、そのままの感じで死ねたらいいですね(笑)
では最後の質問になりますが、ななプレスの読者に今後の大崎一万発のこういうところに注目してほしいというメッセージをお願いします。
「ブレた」とか「取り込まれた」とかすごい言われるんですけど、それはパチンコの多面性の中で考え方が変わったりプラスされたりしたものがあるからなんです。
言ってることが色々変わる可能性はあるけれども、それは僕が50歳を過ぎてもまだ大人になってる、進化してるということですからね。
まだ進化の途中なんですね。
だから皆さんも「パチンコはこうだ」って決めつけないで柔軟に関わってもらえるとすごい楽しいと思います。
一生関わっていける趣味、ライフワークですし、うまく関わることによって商売になる可能性もある、こんなジャンルって他にないんですよ。それから言い方はおかしいですけど、あんまり頭の良い人は入ってこない。これがいいんです。外資とか東大の人とかはパチンコやらないからこそ、チャンスがあると思ってるんですよ。
色々やれるぞと(笑)
色んな意味でチャンスがある業界だし、楽しみ方も多様にあるんで、今日の期待値がどうこうっていうことだけで憤ったりするのはちょっともったいないです。ぜひ使い方を考えていただきたいですね。その方がたぶん自分のためになるので、もう少し引き目で見るということをしてほしいですね。
そういった視点を養うためにも、今後「まんぱつ」チャンネルに注目すると良いということですね。
そういうことです。
ありがとうございました!インタビュー最終回でした。
大きなイベントを控え、様々な変化が起こると予想される2021年、業界にも新しい波がやってきそうですね。今後パチンコ・パチスロのスタイルが変わっていっても、いつまでも楽しめるものであってほしいと思います。
今回のインタビューで伺った話は「パチンコ崩壊論」でも詳しく書かれてますので、この機会に是非一度手にとってみてください!
以上、「エキスパート」大崎一万発編でした!
いいね!する
211関連記事
ランキング
24時間
週間
月間
この記事にコメントする