遊技機のオンライン販売に期待しているパチンコ店役職者は3割弱
シーズリサーチはこのほど、全国47都道府県のパチンコ店役職者を対象とした「遊技機のオンライン販売についての期待感とその理由」についてのアンケート調査を実施。9月11日、その調査結果を公表した。
同調査は8月28日~9月4日にかけてWEBを使って実施したもので、全187サンプル。
期待感は「どちらでもない」が最も高く45.5%。「期待している(期待している+やや期待している)」と「期待していない(期待していない+あまり期待していない)」は、いずれも約27%となった。
「期待している」と回答した理由は「時代に合っているから」「業務効率が良くなる」「契約がスムーズに進む」など。「どちらでもない」と回答した理由は「まだ判断できない」「従来の販売条件は変わらないと思うから」「メリットとデメリットが混在しているため」など。「期待していない」と回答した理由は、「遊技機はゲームではないので、オンラインでは機械の良さがわからない」「詳細なケア対応に不安」「販売価格が下がるなどのメリットが感じられない」などとなっている。
同社では「遊技機のオンライン販売は、業界のデジタル化への挑戦であり、実際はまだ戸惑いの声も多い。受発注の効率化を目指すメーカー側と、実際に製品を購入するホール側が、デジタル化することによる利害を一致できるかどうかがポイントとなるだろう」と指摘。
現段階では、「どちらでもない」と回答した人も含めて、デジタル化による遊技機価格の値下げを期待する声が多く、不安な点は「高額な製品をWEB上だけで購入すること(実際の製品を体感したり、製品説明が十分受けられない)」の声が多いとして、「当面は、どのメーカーも人的営業とのハイブリット運用でホールの理解を得ることになりそうだが、時間はしばらくかかりそうである」と予測している。
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(提供:月刊グリーンべると)
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