『バジリスク絆2』の販売好調などにより増収増益/ユニバーサル

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ユニバーサルエンターテインメントは5月29日、2020年12月期第1四半期(1月~3月)の連結決算を公表した。

期中の業績は売上高407.7億円(前年同期比80.1%増)、経常利益29.1億円(前年同期は44.9億円の赤字)、純利益31.2億円で増収増益となった。

遊技機事業においても、前年同期と比べて業績は大幅に良化。同事業を取り巻く市場環境は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、先行き不透明な形で推移しているが、同社では第1四半期において、パチスロ機『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2』、パチンコ機『PAでかちりラッシュ』を投入。結果、パチスロ機48,752台、パチンコ機3,879台、合計52,631台と、何れも前年同期を上回る販売台数を記録した。なお第2四半期においては『SLOTサンダーVライトニング』『沖ドキ!2-30』の販売を行っており、引き続き、魅力的な遊技機の創出に努めていくとしている。

一方、統合型リゾート(IR)事業は、新型コロナウイルスの影響もあり、第1四半期は低調に推移。特に今年3月15日以降、フィリピンカジノ運営公社PAGCORの要請を受け、統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」の営業を一時停止。その影響でゲーミング事業も停止したことから総収益が減少した。ただし、営業停止前までは事業が好調に推移し、一定の収益を確保していた。第2半期(4月~6月)において同社では、フィリピン政府が5月16日以降、段階的に一部の業種の事業再開を許可している動きもあり、カジノ事業の再開に向けたプラン作りを進めている。

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(提供:月刊グリーンべると)

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