ぱちんこ広告協議会が12月理事会、5期目に入り一層の英知結集を
ぱちんこ広告協議会(略称PAA、大島克俊理事長、59社加盟)は12月23日、12月の理事会を実施した。
冒頭、大島理事長は11月30日に開催した第4回社員総会で、役員改選を含む決議事項すべてが承認されたことを報告。「「ようやく5期目を迎え、これまで続けてきた活動に調査研究をいくつか加え、議論を重ねながら一つ一つ丁寧に推し進めていきたい。PAAがこれからもなお、業界にとって必要な団体であるように、また会員が参加メリットを見出せるような活動をしていきたい。業界誌から受けたコロナによる変化というお題に対して『コロナで変わったのではなく、コロナによって早まっただけ』というコメントを寄せたが、我々PAAの活動も大きく変化する社会に対して、今後どれだけの準備を行っていけるかが課題。個社ではできないことも、60 社あまりが集まる団体の英知を集めて対応していきたい」と述べた。
篠原弘志相談役(パチンコ・パチスロKAI総合研究所)は、行政文書等の署名押印廃止に関連する動向や、管理遊技機の性能および実現スケジュールの予測、ホール 4団体の誓約書確認機関の最新状況などについて説明した。
最後に活動報告として以下の項目を各担当理事が説明した。
■PAA-ADネットワークWGは12月中に2回(10日、22日)のミーティングを開催し、拡販施策としてエリア限定の年末年始特別パッケージ「エリアジャック」提供を実施。また、広告枠拡大のためサードパーティツールの導入を決定し、説明会などを2月頃に開催予定
■ギャンブル等依存問題検討WGのセミナーチームは12月11日にミーティングを開催し、PAA会員と業界従事者に向けたインナーセミナー開催を検討。ギャンブル等依存問題対応を専門とする外部講師を招きオンラインをベースに、2021年5月中旬開催を予定
■広告・宣伝WGは、ホール法人と、PAA会員・メディア企業を調査対象とした「広告動向と意識の調査:2020年版」の集計が終了し、想定よりは少ないながら統計調査のサンプル数としては充分な回答数が集まったことを報告。分析を加え、1月理事会で報告書を提出する。アンケート収集方法など課題と対処案も提案予定
■防災拠点ネットワークWGは、周知活動に注力。12月7日に某県遊協のセミナーで大島理事長が講演するなど積極的に活動を行っている。まずは登録件数(無料)増加を進め、協賛企業増加に努めていく。会員企業にも防災拠点ネットワークの周知協力を求め、公式 LINE@への登録をアピールする店頭掲出用ポスターデータを配布。来年4月までに一定程度の店舗情報の登録を目指す
■「“ファン”が選ぶパチンコ・パチスロ大賞2020」開催決定。従来通りウェブサイトを開設し、2020年に販売設置された全機種を対象に、ファン投票を行う。2021年1月8日~2月26日を投票期間とし、3月上旬に結果発表を予定。投票者(ファン)向けプレゼントの提供を、会員企業に依頼
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