北海道内のパチンコホール、一律で時短営業を決定~新型コロナ対策で

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北海道各方面遊協は、新型コロナウイルス感染予防対策として、営業時間の短縮をはじめとする道内パチンコホール一律での取り組み内容を決定。3月5日、文書などで組合員ホールに伝えた。

主な取り組み事項は、「営業時間の短縮」「感染予防の徹底」「企業イメージ広告の自粛」の3点となる。

「営業時間の短縮」は、一営業日において最低2時間以上とし、営業時間帯は午前10時~午後10時までとした。実施期間は3月9日(月)~3月19日(木)まで。

「感染予防の徹底」は、来店客への対策として、店舗各入口に消毒薬を配置し、来店客へ手の消毒と可能な限りのマスク着用について、店内放送やポスターの掲示で呼びかける。一方、従業員への対策は、遊技終了後の空き台に対してこまめなアルコール等を用いた消毒の徹底や、従業員にマスクを着用させ、その旨を店内放送やポスターの掲示で、来店客に理解を求めることとした。

「企業イメージ広告の自粛」は、既に通達している「各種媒体を用いた広告宣伝の自粛」内容の追加措置となり、感染症が終息するまで企業イメージ広告についても自粛する。

今回の取り組みは、北海道内の各遊協組合の理事長らによる協議の結果、決められた内容だ。

各方面遊協の理事長は「組合員(ホール)においては、道内全域が新型コロナウイルス感染の非常事態であり、道民とともにある業界人として、ウイルス感染拡大防止に向け業界が一丸となり取り組んでいくとの意思を強く持ち、事態鎮静化まで本取り組みを含めた各種対策への迅速な対応と各企業・ホール従業員並びにご家族の感染予防と健康管理に努めて頂きたい」と、道内のホール関係者に取り組み実施への理解を求めた。

周知のとおり北海道では、鈴木知事が2月28日に「緊急事態宣言」を行うなど、新型コロナウイルス感染の影響が特に大きい。

既に道内のパチンコホールでは、㈱合田観光商事が運営する「ひまわり」が2月29日(土)と3月1日(日)の2日間、緊急休業したことをはじめ、マルハンも組合の決定に先立ち時短営業を実施するなど、多くのホール企業において感染予防策を実施している。

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(提供:月刊グリーンべると)

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