都遊協、不正駐輪抑止の共同購買事業を実施

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 東京都遊協は11月28日に定例理事会を開催。議決事項では、不正駐輪されている場所を予約専用有料駐輪場にすることで不正駐輪を抑止できる「みんちゅうSHARE-LIN」の運営会社、アイキューソフィア株式会社と共同購買事業契約を結ぶことを承認した。

 「みんちゅうSHARE-LIN」を導入することで、不正駐輪の抑止以外にも、駐輪場の足りない地域住民への貢献や、遊技をしない人の店舗利用などのメリットが想定されている。収益分配では特別プランを2パターン用意。都遊協の組合員ホールの「みんちゅう」を1ヵ月間、無料とするキャンペーンも展開する。

 また依存問題対策として、「ギャンブル等の射幸性の度合いに関する全国調査とその分析」を委託することを承認した。都留文科大学の早野慎吾教授が研究代表者となり、射幸性とは何かを科学的に定義し、一定のスケールを用いて、ぱちんこ(パチスロ)、公営競技、富くじ(宝くじ・ロト等)、FX等の射幸性の度合いを全国調査から明らかにする。研究は2年計画で行う予定。

 その他、理事会に先立ち、暴力団等の再関与防止等に関する研修会として、暴力団追放運動推進都民センターの櫻榮茂樹代表理事が講話。10月1日から施行されている東京都暴排条例の改正により、都内29繁華街が特別強化地域に指定され、地域内のパチンコホールを含む特定営業者が暴力団に利益供与などを行った場合、営業者にも直罰規定が設けられたことを解説し、注意を促した。

(提供:月刊グリーンべると)

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