【Pルパン三世2000カラットの涙 新台レビュー】控えめな演出バランスに筐体の小型化…ユーザーが求めているものを反映
こんにちは!ななプレス編集部のパン君です!
平和さんの看板タイトル「ルパン三世」シリーズ最新作となる本機は、ラッシュ継続率約81%×オール10Rと流行りのスペック。さらに初当たりでラッシュ突入時は実質10R×2回が確定するという破壊力抜群のアレンジも加わっています。筐体の小型化や演出バランスなどでも大幅な改善が加えられており、スペック・演出・快適性の全てが高水準のイチ押し機種となっていますよ!
今回はそんな本機を一足先にショールームで試打してきましたので、ユーザー目線でレビューを行っていきたいと思います。本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
必要十分な機能を備えたシンプルな筐体に回帰!
本機の筐体は「Pルパン三世~復活のマモー~」で使用されていた「ルパン・ザ・シアター」から可動式スピーカーユニット「ルパン・ザ・サラウンド」が取り除かれたモノ。昨今の筐体の中ではかなりシンプルな作りですが、不満に思う箇所が見当たらず「そうそう、こういうのを求めてたんだよ」と思わず頷いてしまいました。存在感のある「ルパン・ザ・トリガー」は継続して搭載されていますが、こちらを使用する演出は基本的に激アツなので不快感を抱くことは無いでしょう(やたらと操作の指示をされることもない)。
ここ数年間の筐体事情は色々とありましたが…平和さん、よくぞ帰ってきてくれました。こういうのでいいんだよ!ということで☆5つです!
ここだけの話をすると「ルパン・ザ・サラウンド」はちょっと好きでした(笑)。しかし、頭をぶつけてしまったりデータカウンターが見辛いなどのデメリットもありましたからね…。
ギミック群は無駄にガチャガチャと動くことはなく、作動時はしっかりと期待できる印象。ドデカイ「777」ギミック作動時はもちろん大当たり濃厚です。
ダメは50%は絶望だが、良い方の50%を引けた時の期待感はトップクラス!
本機は初当たり確率1/319.6の一種二種混合機となっており、初当たり時の50%で10R大当たり&ラッシュ突入、残りの50%はラッシュ非突入の3R大当たりというデッドオアアライブ仕様。初回ラッシュ突入時は10000回の時短に突入する為、実質10R×2回が濃厚であることに加え、継続率約81%&オール10Rと最高峰のスペックといえるでしょう。
しかし、右打ちの性能に全振りしてるが故に悪い方の50%を引いてしまったときの絶望感は中々のモノです。尖ったスペックを敬遠する方もいる…ということで☆は4つ。
昇格をかけたスクロール演出で天国と地獄がハッキリ分かれます。ラウンド中にも昇格の可能性はありますが、実戦上では昇格告知の大半はこのタイミングなので、本機で一番大事な瞬間がここになっています。
時短引き戻しの「やってやった感」がパチンコで一番気持ち良い瞬間だと思っているので、その楽しみが無くなってしまったのは個人的に残念なところ。
無駄な煽りが少なくあっさりめな演出バランスに
演出フローは歴代シリーズを踏襲しており、「金&トラ柄系演出」「不二子ゾーン」「タイプライター予告」といった強演出からの強リーチ発展が大当たりの王道パターン。ルパンを打ったことのある方なら「あ、ルパンだ」とすぐ馴染めると思います。
肝心な演出バランスについては、ギミックが動いたり頻繫に赤系演出が発生するといったことが無くあっさりめの味付けでした。ただ、「演出カスタマイズ機能」を活用せずともかなり演出がおとなしい印象だったので、歴代ルパンのような賑やかさを求める方にとっては少々淡白に感じてしまうかもしれませんね。
僕個人の好みだけなら☆5としたいところですが、充実したカスタマイズ機能の使用を見越してもう少し賑やかな方がより幅広い好みに対応できたのかも…ということで☆は4つ。
ほとんどの機種で先読み系カスタムをしている僕ですが、本機に関してはその必要はないかも?と思えるくらいデフォルト設定で楽しめました!
あらゆるユーザーを満足させる欲張りラッシュ!
本機のラッシュは60回転+残保留(最大4個)での抽選となっており、前半20回転は即当たり演出メインの「限界突破チャンス」、後半40回転+残保留は豊富な予告演出&リーチ演出が楽しめる「神ゴールデンタイム」の2パート構成。
今回の試打では最高9連チャン(初当たりの10R含む)で獲得表示13725玉を記録しましたが、初当たり当選から連チャン終了までに要した時間は約35分でした。「限界突破チャンス」中の大当たりが4回、「神ゴールデンタイム」中の大当たりが4回と若干即当たりに恵まれた感はありますが、時速25000発ほどは射程圏内だと思います。
今重要視されている出玉スピードだけでなく演出も十分楽しめる…ということで☆は5つ!
前半パートでは先読み&即当たり演出がメイン。20回転と聞くと少なく感じるかもしれませんが、ラッシュ中の当選確率は約1/39.6なので「限界突破チャンス」での当選期待度は約40%ほど。こう聞くとめっちゃヤレる気がしませんか?
「限界突破チャンス」での連チャンが続くと昨今の高速連チャン機に引けを取らない爽快感を味わうことができますよ。
後半パートは豊富な予告演出&リーチ演出を楽しめるゲーム性。といっても頻繁にリーチに発展するようなことはなく、実戦ではリーチ発展時のおよそ半数ほどは大当たりに期待することができました。スピード感を損なうことなく大当たりまでのドキドキ感を味わうこともできる非常に快適な演出バランスになっていますよ。
2022年の顔になり得る高い完成度
初当たりで3Rを引いた時はどうしようもない絶望感ですが、その分10R大当たり&ラッシュに突入した際の興奮はかなりのもの。一撃の出玉や大勝ちを狙うのであれば本機は間違いなく実戦候補の筆頭となると思います。演出面では過剰な煽りが少なくなっていることや筐体から無駄なものを省くなど、ユーザーの声がしっかりと反映されているのも嬉しいポイントですね。
歴代シリーズのファン、出玉性能を求めるユーザー、そしてシンプルな筐体を求めるそこの貴方…と幅広いユーザーにオススメできる一台となっていますよ!
今回のレビュー結果
本機の詳しい解析情報はななプレス監修の解析情報サイト「なな徹」にて随時更新予定なので、是非こちらもチェックしてくださいね!
>>「Pルパン三世 2000カラットの涙」の解析情報はこちら
個人的には「CRルパン三世~消されたルパン~」クラスの評価を受けることになってもおかしくないと予想しています。
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