【バーサスリヴァイズ 新台レビュー】変更点はあるものの「バーサス」として納得の作り込み。RBの技術介入要素は評価が分かれる?
「A PROJECT」の中でも高い人気を誇る「バーサス」の後継機が6号機で登場です!
液晶による新演出「バーサスチャレンジ」やRB中に玄人好みの技術介入要素が追加されるなど、継承&進化を体現した正統後継機となっていますよ。今回は一足先にショールームで試打してきましたので、実際に打ってみてどうだったかをレビューしていきたいと思います!
「バーサスチャレンジ」発生有無は任意で選択可能
予告音やフラッシュといった「バーサス」伝統の演出は継承されており、基本的な法則もこれまで同様なので何の違和感もなく遊技可能でした。新たに「バーサスチャレンジ」といった液晶演出が搭載されていますが、通常時は「チェリー」「リプレイ」成立時にチャンスボタンをプッシュしたときの一部で突入と、打ち手が発生の有無を選択することができるので、「バーサス」には予告音とフラッシュと出目があれば十分!という方もチャンスボタンに触れなければ従来の楽しみ方が可能となっているのはかなりの高評価!
新要素を追加しながらもそれを押し付けない…という歴代シリーズファンへの配慮から☆5つです!
「バーサスチャレンジ」突入の可能性があるのは「リプレイ+メテオ」「チェリー+スラッシュ」「チェリー+クロスファイヤー」のフラッシュが発生時。突入時のボーナス期待度は約30%となっています。現実的に期待できるちょうどいい期待度ですね。
ボーナス中を盛り上げる楽曲も多数搭載。「ボーナス成立時1枚がけで右下がりに揃える」や「総獲得400枚・800枚以上&100G以内にBB当選」といった条件をクリアすることで5号機「バーサス」の楽曲も楽しむことができるようです。また、7図柄BIGの初当りBGMは5号機バーサスでも流れる楽曲(高速揃え時)となっているようです。
リール配列が変更されたことで新たなリーチ目を多数搭載
各リールで配列の変更が行われているものの、基本的にリーチ目は前作を踏襲しています。さらに配列変更による新規リーチ目も追加されているので、前作を打ち込んだ方も新たな出目を探す楽しみが生まれているでしょう。しかし、個人的にはインパクトの強い右リール「BAR・リプレイ・V」が無くなってしまったのが残念なので☆は4つ。
今作から左・右リールで「スイカ」を溢さなくなりました。これは打感に大きな影響を与えてしまうポイントなので、しっかりとユーザー目線に立ってリール配列を考えられているのは高ポイントです。ダブルテンパイハズレや「ゲチェナ」といった伝統のリーチ目はもちろん健在です!
完全攻略なら設定1でも機械割約102%!
BB獲得枚数は最大312枚→最大222枚と大きく減少した半面、RB獲得枚数は最大104枚→最大112枚へと増加しています。ボーナス確率も1/172.46(設定1)~1/148.95(設定6)→1/164.3(設定1)~1/138.8(設定6)へと上昇しているので、Aタイプの醍醐味であるボーナス当選を察知する瞬間をより多く味わえるようになっています。これは6号機Aタイプならではの嬉しいポイントですね。
完全攻略時の機械割も100.5%(設定1)~108.5%(設定6)→102%(設定1)~109%(設定6)へと強化。後述するRB中の技術介入が必須となりますが、ビタ押し巧者の方なら打つ台に困ったらとりあえず「バーサスリヴァイズ」でOKといった機種になっていますよ。6号機Aタイプとしては十分なスペックなので☆5つにしたいところですが、BBのボリューム不足感は否定できないので☆4つ。
BBの獲得枚数減による瞬発力の低下は否めないものの、RBの獲得枚数やボーナス確率などでカバーしているのでトータルバランスは5号機より上かもしれません。ボーナス確率が上がっている分RT中での連チャン期待度がアップしている、と考えればより楽しめそうです。
RB中の技術介入要素は評価が分かれるポイントか?
前作からの大きな変更点として、今作ではRB中に技術介入要素が新搭載されており、「予告音」非発生時は目押しによって獲得枚数アップを目指すゲーム性になりました。「新ハナビ」のRBと同じく3パターンの打ち方が存在しており「上級者手順」では1コマのビタ押しが求められます。前作ではただの消化ゲームだったRB中が本機屈指の技術介入ポイントとなった考えれば大きな進化ですが、前作までの程よい技術介入が好みだったライトユーザーと技術介入マニアのヘビーユーザーでは評価が分かれるポイントかもしれない…ということで☆4つ。
「初級者手順」:順押しフリー打ちで必ず「10枚役」獲得。
「中級者手順」:右・中リールフリー打ち後左リールに「3連X」狙い。「3連X」停止で「15枚役」獲得。失敗時は「4枚役」or「15枚役」獲得。
「上級者手順」:中リール中段に「スイカ」をビタ押し後、右リールをフリー打ち→左リールに「スイカ狙い」。
「上級者手順」ではシビアな目押しが求められますが、目押しに成功すれば必ず「15枚役」を獲得。「1枚役」が成立しなかった場合は最大112枚獲得可能となっています。個人的には「新ハナビ」の「上級者手順(2コマ目押し×3リール)」より難易度が上がっている印象でした。Aタイプとしての面白さが増したのは間違いありませんが、目押しが苦手なライトユーザーの方には少々ツライ変更点となるかもしれません。
「バーサス」の魅力は余すところなく継承!
基本的なゲーム性は前作を踏襲しつつも新演出や新たな技術介入を搭載し、ユーザーを飽きさせない創意工夫を凝らした正統後継機という印象です。特に「バーサスチャレンジ」はチャンスボタンを押さなければあえて発生させないこともでき、従来の「バーサス」ファンにも配慮された作りが嬉しいですね。
完全攻略時の機械割がアップしているものの、RB中の技術介入によるところが大きいというのは忘れてはならないポイント。とはいえ設定1の機械割(市場予想値)は約99.3%と元々がかなり甘めのスペックなのは間違いなし。RB中の目押し難易度は任意選択可能なので、目押しに自信のない方も是非気軽に触ってみていただければと思います!
今回のレビュー結果
本機の詳しい解析情報はななプレス監修の解析情報サイト「なな徹」にて随時更新予定なので、是非こちらもチェックしてくださいね!
新演出や技術介入要素がふんだんに盛り込まれており、本機も飽きずに楽しむことができそうです。
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