京都府遊協総会、白川理事長が9選

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京都府遊協は6月11日、第57期通常総会を京都市上京区の京都ブライトンホテルで開催し、任期満了に伴う役員改選で白川鐘一理事長の再選を決議した。白川理事長は9期目となる。また副理事長には、坂本真吾氏、木下勲氏、杉本潤明氏がそれぞれ再任されほか、新たな専務理事に熊谷真人氏が就任した。

冒頭の挨拶で白川理事長は、「全てにおいて不透明な情勢が続いている。業界に目を向けると、昨年の緊急事態宣言発出時に根拠のないバッシングを受け、休業を余儀なくされるなど逆風が続いた。参加人口も減少の一途を辿っている。こうしたなか、旧規則機撤去の経過措置が延長されたが、これは業界がこれまで懸命に取り組んできた各施策が評価され、コロナ禍で疲弊している現状を行政当局に理解してもらった結果だ。今年度も引き続き、新型コロナ感染防止対策はもとより、新規則機への入替え、依存対策への対応、関連法令遵守等に組織一丸となって、取り組むとともに、社会貢献活動など、社会的責任も果たしていかなければならない」と呼びかけた。

総会議事では、上程された6つの議案全てが可決承認。令和3年度の事業計画には、新型コロナウイルスの感染防止対策に引き続き力を注いでいくことをはじめ、依存対策、ファン人口の回復拡大、ホール経営の安定化、積極的な社会貢献活動の推進などが盛り込まれた。また事業報告では、昨年7月に開催された理事会で、新型コロナ対策費に充当することを目的として、令和2年度後期組合費の減免が決議されていたことも伝達された。

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(提供:月刊グリーンべると)

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