パチンコホールの社会貢献、コロナ禍の影響などで4億円以上減
全日遊連はこのたび、「2020年社会貢献、社会還元の実施状況調査結果」(全日遊連・各都府県方面遊協・各支部組合・各ホールにおける社会還元拠出状況)を報告した。
それによると、2020年1月から同年12月の1年間の拠出総額は10億3,567万984円、件数は8,773件となった。
2019年の拠出総額は14億7,196万円(件数1万2,777件)だった。2020年はコロナ禍の影響やパチンコホールの店舗数の減少などにより、社会貢献・社会還元等の拠出額は前年比で4億3,000万円以上減少した。
拠出内容は、社会福祉3億1,355万円、地域貢献2億3,524万円、青少年育成1億5,462万円、災害救助5,904万円、交通1,420万円、防犯1億1,516万円、暴排3,103万円、学術・文化2,663万円、その他8,615万円となっている。
主な寄贈先は自治体、社会福祉協議会、児童福祉施設、防犯関連団体、東日本大震災関連など。
2020年のボランティア活動の件数は1,617件。清掃ボランティア活動が956件と最多で、次いで献血活動105件、エコ活動(節電等)81件、広報活動79件、各種キャンペーン・パレード等参加53件、エコキャップ回収活動49件、パトロール活動40件などとなった。
■拠出額の推移
2020年 10億3,567万984円
2019年 14億7,196万5,083円
2018年 17億203万7,305円
2017年 14億1,202万2,421円
2016年 16億9,723万5,537円
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(提供:月刊グリーンべると)
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