SNS利用実態や活用法について講義/㈱sann
㈱sannは4月16日、都内中央区のビジョンセンター東京駅前でホール向けWEBマーケティングセミナーを開催した。
講師は3名で、TOKUMARUの徳山泰成代表が業績アップについて、㈱sannの出戸端信吾常務取締役とITソリューション事業部の川瀬直文がWEB広告やSNSのトレンドについて講じた。
㈱sannの出戸端常務取締役は、関東稼働率上位100店舗を対象としたツイッターおよびLINEの利用率や活用法のマーケティングデータを公開。
ツイッターの利用率は54.5%(109店舗/200店舗)。同氏は各店舗の設置台数とツイッターのフォロワー数に相関関係が弱いことから「フォロワーのうち、来店客が占める割合は低い」と分析。集客への直接的な効果は薄いとした上で、「活用できているホールは正直、多いとは思えない。LINE登録への誘導など出口戦略を明確化することが大切」と述べた。
一方、LINEの利用率は86.0%(172店舗/200店舗)とツイッターに比べ高く、かつ各店舗の設置台数とLINEの友達数の相関関係が強く見られた。そのため、「友達(ツイッターで言うフォロワー)のうち、実際に来店するユーザーの割合がツイッターより多い」と分析。さらに利用者に占める高齢者の割合が高い、PUSH通知ができるといったLINE自体の特性も踏まえ、「店舗型ビジネスとして、来店効果が高いので、より多く活用したほうが良い」と推奨した。
今後、よりLINEを効果的に活用するポイントとして同氏は動画の活用を挙げた。「差別化のために動画広告もあった方が良い。この際、キャラクターを用いた方がクリエイティブの展開が行いやすくなる。またLINEと連携したブログの活用も効果的」とアドバイスした。
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(提供:月刊グリーンべると)
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