水樹あやが選ぶ「ヤレる6号機」とは？ホールデビューから生涯ベスト機種までパチスロを語り尽くす！ (1/3)

「エキスパート」水樹あや編、第2回です。

今回はパチスロをテーマにハマるきっかけとなった機種や生涯・現行機種ベスト、6号機について伺っていきます。

始まりは意外なことからでした

なかなか面白いと思えなかったパチスロ

ここからはパチスロについて伺っていきますが、初めて打った機種とそのきっかけは何でしたか？

初めて打ったのはパチンコの「エヴァ7」です。

お母さんがパチンコ・パチスロ大好きなんですよ。だからホールでバイトするって伝えたら、「何も知らないのはダメだよ！1回くらい打たなきゃ」って2万円渡されて、一緒に打ちに行きました(笑)

初めてのケースです(笑)。なかなかないですよね。

そうですね。その時は1回も当たらなくて、何が面白いのかわかりませんでした。「自分のお金じゃないからいいけど、もったいないし普通に2万円もらった方がよかったな」と思って全然ハマりませんでした。

お母さんは「おかしいな？ビギナーズラックがあるはずなのに…」って言ってましたね(笑)

勝ってくれることを期待してたんですね(笑)

その後ホールで働くようになって、「お客さんにパチスロの話をされた時に全くわからないのはさすがにマズいな…」と思って、自分のお金で打ちに行くことにしたんです。

その時は「番長2」を打ったんですけどやっぱり面白くなくて、「番長、河原で寝てるだけじゃねぇか」って思いました(笑)

そこでもまだハマらなかったんですね。

はい。それからしばらく経ってホールのスタッフに相談したら、当時全盛期だった「バジ2」を薦められたんです。皆が「あれなら面白いと思うよ」って言うんですけど、正直「いやいや、パチスロ面白くないし」って思いながら打ちに行ってみたらめっちゃハマりましたね(笑)

皆さんの言った通りでしたね(笑)

めっちゃ単純でちょろいですよね(笑)。「バジ2」は戦ってるって感じがしてすごい楽しかったです。

やっと水樹さんの心をつかむ機種が現れました

生涯ベストの思い入れのある機種にもランクインしてますね。

はい。すごく思い入れが深いです。たぶんあれを打たなかったらパチスロにハマらなかったし、今ここにもいないです。バジ2には本当に感謝してます(笑)

バジ2があってこその今なんですね。

当時は頭おかしいくらいハマっちゃって、そのせいでお金を失ったこともありましたし、給料日までまだあと半月くらいあるのに財布に2万円しかなくて、でもどうしても打ちたくて行ったこともありました。

ヤバいハマり方ですね(笑)

ただのエンジョイ勢だったので、特に根拠もなく「なんとかなるっしょ」ってくらいのノリで行ってました。今考えたら何ともならないんですけど(笑)

バジ2は2万円じゃ何ともならないですね(笑)

でもその時は3000円でBB引いて、その後フリーズ引いて万枚出たんですよ。2万円が20万円になりました。

おぉ～！素晴らしいですね。

ちょろいなって思いましたね。「ありがとう！生活費が10倍になった！」って喜びました(笑)

 

「絆」は一番打ち込んだ、勝てた機種でも挙げられてますね。

はい。なんだかんだ一番打ちました。

ホールが設定を使っていたというのもありますよね。

ぶっこ抜くのも絆だし、その時ちょうど専業をやってたのですごい打ちましたね。設定狙いしてはボコボコにやられて腹立てて、「ああ～！どうせまた4だろ！」って言いながらやってました(笑)

それも含めて思い入れが深いんだそうです

6って信じてるのに下がっていく時のあの絶望感ですね。

すぐ6ベル出るけど6じゃない。「あ～やっぱり4だよね」ってなるんですよね(笑)

 

そして「番長3」も勝てる機種として挙げられていますね。現行の中でも思い入れがあったり勝負できる機種でもあるそうですが、そういった面でもやはり番長3は外せないですか？

はい。たぶん生涯で万枚到達率が一番高いのは番長3ですね。

前も言ったんですけど、3ヵ月間毎日打ってたことがあって、その時に1回嫌いになったんですよ。「何が番長だよ！てめえ一番弱いじゃねえかよ！ふざけんな」って(笑)。でも今は1周回ってまた好きになりました。

強対決で負けた時とか思いますよね(笑)

巌の調理実習でベル・ベル・弁当をハズした瞬間とか、チャッピーのラグビーで1、2G目に弁当、弁当って引いて、70～80％くらいあるのにハズした時は「え？何？チャンス目でしか当たらないの？」って呆然としました(笑)

そういうのがあって嫌いになりましたけど、こういう台なんだって全てを受け入れたんですよ(笑)。その上で、考え方を変えて「対決＝CZ」だって考えるようにしました。

発想の転換って大事ですね

発想の転換ですね(笑)

対決をいかに楽しむかというところにあの台の全てはかかってるんだと考えたら楽しく打てるようになりました(笑)